栗甘露煮200g
■内容量 200g(固形量110g)
手間暇をかけた手づくりの栗甘露煮です。栗本来の風味が存分に詰まった逸品となっています
■『梅クリ植えてハワイへ行こう』
昭和41年に打ち出したこのキャッチフレーズをご存知の方もいるでしょう。大山が村をあげて栗の出荷を始めたのはそれよりも前、昭和37年からになります。農業を営むための土地に恵まれない谷間の集落で、貧しかった大山にとってムラおこしに貢献した歴史のある作物の1つです。
■栗の実がなるまで
栗の花はいわゆる『花』とは少し形が変わっています。下の写真のような一見花に見えにくい花がおおよそ6月に咲き、その後、青色のイガの栗ができます。そして品種によって8月中旬から10月にかけてイガが茶色になり、イガが割れ収穫を迎えます。
【 栗の花 】
【 いが栗(青) 】
【 いが栗の落果前 】
■栗の天敵
大山の栗の栽培は虫や猪との戦いになります。
虫対策は農薬を極力使わないようにしているため、栽培者はしっかりと土作りを行うことで、病害虫に強い木に育て上げます。また、枝作り【剪定(せんてい)】を冬と夏にきっちりと行うことで充実した健康な実をつけることにつなげています。
猪は、栗はもちろんですが、土作りの中心である堆肥の中にいるかぶと虫の幼虫なども食べに来ます。対策としては、電気の通った柵などで入ってこないようにするのがやっとです。
猪が入ってくると栗の実を食べられるだけならまだしも、上記のように幼虫を食べるため地面を掘り返したりもします。掘り返されると畑の中が歩きにくくなる上、凸凹の地面は草刈りをするのにも面倒をかけることになります。
さらに、若い木によじ登ったりするので木が折れてしまうこともあります。
そんな苦労もありますが、大山の栽培者は大きな栗の実を育てるため、日夜栽培に励んでいます。
■どんな使い方があるの?
1粒の大きさが大きい場合は、適度な大きさに切ってお楽しみ下さい。
◎ 小さく切って蒸しパンやマフィン、パウンドケーキなどの中へ
◎ ぜんざいの中に入れると見た目もよく、いっそう美味しくいただけます
◎ お塩を混ぜて炊き込みご飯に
◎ ヨーグルトと一緒に混ぜて
◎ 茶碗蒸しに入れてほんのり甘い茶碗蒸しに
◎ つぶして栗きんとんやケーキの材料に
◎ 残ったシロップもケーキの材料としてお使いいただけます